シアリス(Cialis)20mgについて
シアリス(Cialis)20mgは有効成分タダラフィルを主成分としたED治療薬です。
2003年にアメリカのイーライリリー社が開発し、世界で3番目のED治療薬として販売されました。
バイアグラとレビトラの欠点を補い開発されたシアリス(Cialis)20mgの最大の特徴は、効果が36時間も持続することです。
その他タダラフィルは食事やアルコールの影響を受けにくく、勃起の持続時間も長いことから、週末に楽しめるという意味で「ウィークエンドピル」という愛称で親しまれています。
このような特徴から2013年にはED治療薬3種類(バイアグラ、レビトラ、シアリス(Cialis)20mg)の中で世界シェア1位、シェア率42%を達成し、現在も高い人気を誇ります。
シアリス(Cialis)20mgの効果
シアリス(Cialis)20mgは勃起を促進、維持し、自然な形に近い勃起を起こします。
シアリス(Cialis)20mgの挿入の成功率は82.1%、性交の成功率は68.4%となっています。
1回で36時間持続
シアリス(Cialis)20mgは効果の持続時間が最大で36時間です。
これは、有効成分のタダラフィルが体内で長く一定の血中濃度を保つからとされています。
例)金曜日の21時に服用→最大日曜日の9時まで効果が持続
最大で36時間持続するため、余裕をもって使用することが可能です。
服用後1時間で効果を発揮
シアリス(Cialis)20mgは服用後1時間で効果を発揮します。
そのため、前もって効果が欲しい時間を予測し、服用することをオススメします。
シアリス(Cialis)20mgは服用すれば勃起が起こるというわけではなく、性的な刺激が加わることで勃起を促します。
また、効果が持続している間は勃起が起こりやすくなり、1度勃起を起こした後も性的な刺激により再度、勃起を起こすことが可能です。
シアリス(Cialis)20mg服用方法
シアリス(Cialis)20mgは性行為の1時間前までに、水かぬるま湯で服用してください。
シアリス(Cialis)20mgは10mgからの服用が推奨されており、最大で1回20mgまで服用可能です。
始めてシアリス(Cialis)20mgを使用する方は10mgから開始し、効果が得られなかった場合20mgへと増量してください。
当サイトで取り扱っているシアリス(Cialis)20mgの用量は20mgのみとなっていますが、ピルカッターを使い半錠にすることで、半分量の10mgとして服用できます。
また、1度服用した後、次に服用する場合は24時間以上の間隔を空けるようにしてください。
食事の影響
シアリス(Cialis)20mgは食事の影響を受けにくくなっています。
服用する2時間前から食事をしないことが推奨されていますが、食前や食後も服用が可能です。
食前の場合は、最低でも30分空けて服用してください。
食後の場合は、2時間空けて服用してください。
服用後30分ほどでシアリス(Cialis)20mgは体内に吸収されるため、その後は好きなものを食べても問題ありません。
また、アルコールの影響もないとされていますが、血管拡張作用により酔いを早めることもあるため、飲みすぎには注意が必要です。
注意点
服用前に脂質の多い食事をしてしまうと、成分の吸収が悪くなります。ラーメンや焼き肉などはできるだけ避けてください。
シアリス(Cialis)20mgを服用できない方
・心血管系障害(心臓または血管に生じる病気)があり、性行為が不適当と考えられる方
・重度の肝機能障害のある方
・低血圧の方、治療による管理がなされていない高血圧の方
・脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある方
・タダラフィルに対してアレルギー症状の既往歴のある方
※服用の際は、医師の指示に従ってください。
シアリス(Cialis)20mg副作用
シアリス(Cialis)20mgの主な副作用とその発現頻度は次の通りです。
1%以上:潮紅・消化不良・頭痛・筋痛・背部痛・四肢痛・鼻閉
0.2~1%未満: 動悸・ほてり・目の充血・悪心・腹痛・下痢・嘔吐・めまい・睡眠障害・疲労など
0.2%未満: 心拍数増加・耳鳴・便秘・腹部膨満・腎機能障害・不安・勃起増強・呼吸困難・多汗・熱感など
特異な副作用
・視覚異常
青色のメガネをしているみたい、青と緑の色の区別がつかないなどの異常な見え方をする症状があります。
・非動脈炎性前部虚血性神経症(NAION)
著しい視力の低下、視力喪失などの症状があります。非動脈炎性前部虚血性神経症は、視神経への血液供給が低下することで、視神経細胞が機能不全を起こしたり、壊死してしまう状態です。因果関係は不明とされていますが、ED治療薬を服用している人にわずかではありますが、相関関係があるとされています。
・持続勃起症(プリアピズム)
4時間以上痛みのある勃起状態が続く症状があります。勃起状態のまま通常に戻らない、もしくは非常に戻りにくいといった状態です。別名、陰茎強直症とも言われています。この原因は陰茎の海綿体内に存在する動脈系の破綻が主な原因とされています。
これらの症状がある場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
シアリス(Cialis)20mg併用禁止薬
併用禁忌薬は、シアリス(Cialis)20mgと相性が悪く一緒に飲み合せすることができないお薬です。
・硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド)併用により、降圧作用を増強することがあります。
・アミオダロン塩酸塩(アンカロン錠)併用により、アミオダロン塩酸塩によるQTc延長作用が増強するおそれがあります。
併用注意
併用注意薬は、シアリス(Cialis)20mgと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。
・グレープフルーツ(ジュース含む)
フラノクマリンという成分が体内の代謝酵素の働きを阻害するため、薬の分解に遅れが生じます。その結果、必要以上に薬の成分を体内に吸収してしまうため、効果や副作用が強く出てしまう可能性があります。
・CYP3A4阻害薬・誘導薬
リトナビル、サキナビル、ダルナビル
・降圧剤
シアリス(Cialis)20mgには血圧を下げる作用があり、降圧剤と併用することで、一時的な立ちくらみ・ふらつきなど低血圧の症状が起こる可能性があります。
シアリス(Cialis)20mg保管方法
・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
・小さな子の手が届かない場所に保管してください。
・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。
・1包を分割した残りを服用する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。
・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。